来世の魔導書

壁打ちBlogです

無職が道を尋ねられると、信号機という単語が出てこない

 今日の朝、散歩をしてたら車に乗った老人2人から声をかけられました。「すいません、×××は何処にありますかね?」みたいな。奇跡的に私が知っている場所だったので、答えようと思いました。「えっと、あっち方面ですよ」みたいに答えたんですけどあっち方面って、ザックリしすぎですよね。老人2人も困った顔をしていました。なので追加の情報をお伝えしようと思いました

 「ここまっすぐ行くと……アレじゃないですか。……左に曲がってまっすぐ行けば付きますよ」

 まだまだ大雑把すぎる! って、思うじゃないですか。でもこれが限界だったんですよ。本当は「そこの道路をまっすぐ行って、1つ先にセブンイレブンが見える交差点があるので、そこを左に曲がって道なりに行けば着きますよ」……みたいに伝えたかったんです。

 

 でも、やばい。やばかったのです。
 「信号機」と「セブンイレブン」という単語が、思いつかなかった!!!

 

 頭の中では「信号機」と「セブンイレブン」は映像として現れてるんですけど、言葉として出てこなかった。「あれ? あの器械って何ていう名前なんだけ?」みたいになった。ヤバすぎでしょ。たぶん半年ぶりくらいに他人と喋ったから全然意味不明だった(!?)。

 

 人間って喋らなかったらこんなにも喋れなくなるんだなぁってビックリしましたね。その後ちゃんと自分なりに補足して伝えましたけど、ちゃんと目的地に着いたかな。というか、カーナビもスマホのナビも持ってないご老人(男性)2人が、朝九時前からイケイケで遊びに行くの、なんか凄くいいな。憧れるわ。老後はあんな感じで遊びてぇなぁ。おしまい。

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