来世の魔導書

壁打ちBlogです

HDDの物理破壊で過去と決別する手法

 約10年前から補完していたHDDを破壊しました。パソコンを買い代えてもHDDだけは処分しなかったので、6個もありました。「いつか使うから……思い出が詰まってるから……」とずるずる引きずっていましたが「よくよく考えれば必要なデータは全て最新PCに入ってるから使う事はない」という結論に至りました。ここまで10年かかりました。

 HDDは水没してもデータが復元できます。私はこの説を信じていなかったのですが、「災害で水没したデータを最新技術で復元した!」みたいなニュースを見て、情報化社会の技術進歩を垣間見ました。そもそも、そこまでして見る価値のあるデータは私のHDDには存在しないのですが「どんな状態のHDDでも一発で復元できる!」みたいな革新的な技術が現れる可能性がありますので、HDDを捨てるなら万が一を考慮して復元の可能性を0にする必要があります。

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 ……と言っても、やる事は物理的な破壊です。破壊こそ正義です。HDDから鉄くずに降格させる力を我々は持っています。これを私は神の使い手と呼んでいます。

 神の使い手によるHDD破壊方法はググればいくらでも出てくるのでここには書きませんが、私は「内部破壊→外装の破壊→接続端子の破壊→洗剤入りの水に沈める」を実行しました。

 ……これでデータが復元され中身が見られたのなら、私は敬意を払って情報を提供したい。もう隅々まで見てくれても構わない。ただ、ネットにだけは公開してくれるな。もし公開したらお前のIPから住所を割って自宅凸してやるからな。覚悟しておけよ。

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 HDDを復元された場合に備えて「お前をいつも見ているぞ」と300個くらい書かれてるテキストデータを2000個くらい保存しておけばよかった。仮に100年後くらいに宇宙からの侵略者が来て「どうやらとある日本人のHDDが反撃の鍵になる」みたいな展開になった時にNASAの研究員がテキストを見たら「……彼はこの事態を予知していたのか……!?」という展開になって「彼の思いは我々が受け継ぐよ」みたいな感じで後世にまで語り継がれるみたいな感じになれよ(!?)。おしまい。

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宇宙人