来世の魔導書

壁打ちBlogです

自動販売機でコーヒーを買った

 私は財布に入っている小銭を全て一か所にまとめている。まとめているというか、袋にぶち込んでいる。財布が小銭でパンパンになるのが嫌だから、使って無いケース箱とかに無造作に投げ込んでいる。

 今日はそんな可哀そうな小銭達をまとめてあげようと思い、ハウスダスト対策の為窓を全開にしながら整理した。偉い。

 大量に現れた小銭。最初はチマチマ使っていこうと思ってたけど、無理。100枚以上ある1円玉なんて使ってられない。しかもこれ全部処理しても100円くらいの価値しかないと思うと割に合わないなって思う。1000円貰ってもやりたくない。そんなレベル。

 5円玉は…まぁ、対神社専用お賽銭として活用できる。10円はダメ。10円はもったいない。財布に10円玉が1枚しかなければお賽銭として利用してやってもいいけど(天罰)、もう100枚くらいになると、どうにかまとめて利用してやりたくなる。

 10円は自動販売機で使える。じゃあお散歩した時に温かい飲み物でも買えばいいのでは? という、論理的でかつ合理的な結論に至り、今日は夕日を見ながら自動販売機でコーヒーを買った。自動販売機で何かを買う事なんか、無い。半年ぐらい無いかも。年に3回くらいは買うかもしれない。けどいちいち感動してなかった。

 今日はこの糞寒い外で温かいコーヒーを飲んだ。とても美味しかった。「人生、悪くないな」と思った。小銭を分別しただけで、私の人生は少し良くなった。そう思い込む事で、今夜は眠りにつきたい。おやすみなさい。

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夕焼け